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『手紙』 読了!

2008 - 02/06 [Wed] - 17:08

手紙 (文春文庫)手紙 (文春文庫)
(2006/10)
東野 圭吾

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『 手紙 』  東野圭吾 著


強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。

----------------------------------------------------------------(amazonより)

しかし一方で、彼等は応援はしても自分に手をさしのべようとはしてくれないのだと再認識した。直貴に幸せになってほしいと思ってはいる。だが。自分は関わりたくないのだ。誰か別の人間が助けてやればいいのに --------それが本音なのだ。  (本文より)


私には映画版よりよかったです。
もっとシビアでもっともっと深くて。
ここでこうしたら安心するんでしょ?的な展開が全くないなんてすごい。
小説を読み初めて「あぁ、映画ではここを甘く仕上げてたのかー」とわかる箇所もあり、更に唸りました。
正々堂々と生きることが果たして正しいのか。
それは自己満足ではないのか、をしつこく何度も何度も問う作品です。

はぁ・・・。
正しさが人の立場で違うから、私たちはややこしいんだなあ・・・。

作中、お兄さんの手紙を要所要所で読むことになるのですが、
それがまた直貴の苦境に無頓着(でもないけれど、楽観的過ぎる)で
イラッとさせます。
この「イラッ」が物語のミソ。
これを何度も感じたからこそ、最後が活きてくるのですね。

それにしても由実子はなんでここまで頑張るんだろう?
彼女の生い立ち、愛情だけを足しても、私にはこの答えは出せない。
あ、足すんじゃなくてかけるのかな。


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結婚を機に関東人から関西人へ移行(?)中です☆
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↑2006年秋 夢叶い灰猫が仲間入り!
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