This Archive : 2006年09月29日
『ぼくの神さま』
2006.09.29 *Fri
『 ぼくの神さま 』 2002年公開 アメリカ製作
ナチス占領下のポーランド。ユダヤ人少年 ロメックは、ナチスの強制連行から逃れるため、愛する両親と別れ農村の一家に匿われた。その一家には彼と年の近い兄弟ヴラデックとトロがいた。始めはぎこちない3人だったが心の優しいトロはロメックを慕うようになる。ある日、カトリック教会の神父から「キリストはユダヤ人だった」と聞かされたトロはその日から様子がおかしくなる。そんな村にもナチスが現れるようになり、ロメックは自分がユダヤ人ではないと証明しなくてはいけない。その様子を見ていたトロは思いがけない行動に出る…。
------------------------------------------------------------------------------------------(TSUTAYA ONLINE より)
観終わった瞬間に「トロ~~~・・・・・・(/_;)」です。
「2+2が7にも100にもなるけど、決して4にはならない。正解は危険だ」
そんな時代に、ただでさえ不安定で多感な思春期を迎えた少年たちの物語。
当初ロメックを快くは思ってなかったマンカ(匿われた農家の奥さん)が気になります。
彼女は自分の息子トロが汽車に乗ってしまった後、ロメックにどう接したのだろう?
ラストシーンでは教会で涙ぐみながらロメックの背中を見つめていたけれど・・・。
複雑だろうなぁ・・・。
信仰が行動の抑止力になりうる文化圏のお話だなぁと感じました。
日本では何がその変わりになるのかな。
道徳?恥?
それにしても「ぼくの神さま」という邦題を思いついた人、えらい!
で、話はずれるのですが・・・。
主人公ロメックを演じたハーレイ・ジョエル・オスメントくん。
(主人公はトロのようにも思えますが、主演ってことで)
「シックス・センス」「A.I」「ペイフォワード」などでお馴染みの彼です。
どの作品でもなんだか影のある役ばかりで、
実生活でも幽霊を見たり、山に置き去りにされたり、親切が裏目に出たりの憂き目にあってるんじゃ・・・という気になってしまう(ーー;)
あの眉毛の下がり具合がそう思わせるのかな?
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